シャイニー薊の「沼」とは
ダイエットするぞ!と新年の決意も新たな皆様も多いかと思います。ここで紹介するのは炊飯器一つで出来上がる究極の減量食「沼」!米、干ししいたけ、オクラなど、材料を炊飯器に入れ、スイッチオン。包丁すら使わない。まな板も洗わなくていい(これ大事)。そのくせ、カロリーもバランスもとれているというパーフェクトな食事なんです。
考案したのはフィジーカーとして活躍するシャイニー薊さん。薊さんは、総合格闘技家のスマイル井上さんとタッグを組み、「マッスルグリル」いうYouTubeで活躍中です。
ダイエットというと、糖質制限ダイエットなどが頭に浮かびますが、今はタンパク質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化(Carbohydrate)のPFCバランスを維持することで、ゆるやかに体重を落としていく方法が主流となっています。「沼」はこのPFCバランスが非常に優れているのです。マッスルグリルの理想とする「3:2:5」のPFCバランスで、カロリーは、一日分トータル1800㎉(女子はもっと少なくていいですが)。しかも水浸し(笑)のため、満腹感があり、減量中に襲われる空腹感との闘いに苦しめられることもない。そんな減量飯が「沼」なのです。ちなみにYouTube390万回再生を記録。シャイニー薊さんは、このレシピになるまでに、4~5年の試行錯誤を重ねてきたそうです。他の減量食「マグマ」「セメント」「ボルケーノ」などと組み合わせると、ダイエットを続けるためのハードルもぐんと下がるのでは。ただ、当時はYouTubeにあげることには懐疑的だったそうで、「こんな美しくない見た目の料理は、絶対に世に出したくない」と渋っていたそうです。マッスルグリルさんが動画をあげてくれたことに感謝します。
沼のレシピ
材料
・鶏むね肉1枚(270g)あるいはささみ6本
・乾燥しいたけ ひとつかみ(15g)(カットしてあるものがおすすめ)
・乾燥わかめ ひとつかみ(15g)
・おくら 5本程度(業務スーパーの冷凍もおすすめ)
・米 1合
・カレー粉 大さじ1.5(基本の沼には入っていますが、後がたいへん 私は入れない)
・塩こしょう 5g(適当)
・オリーブオイル 20g(お好みで)
・水 1L
みんな業務スーパーで揃います!
気になるカロリーは
- お米 1合 ⇒ 229kcal (136gで計算)
- 乾燥しいたけ ひとつかみ ⇒ 20kcal (15gで計算)
- 乾燥ワカメ ひとつかみ ⇒ 18kcal (15gで計算)
- オクラ 5本 ⇒ 18kcal (60gで計算)
- 鳥ムネ肉(皮なし)1枚 ⇒ 360kcal (330gで計算)
なんと、たったの合計 645kcalになりますね。脂質を足しても1日の基礎代謝量に及びません。太るわけがない。減らぬわけがない。
作り方
上記材料を炊飯器に入れ(順番が大事とか言ってますが、多分米が一番下になっていればOK。適当っぽいです)炊飯でスイッチオン。その後保温8時間。とろっとろに。
食べてみた!
「うまあ~♪ 止まらん!」
カレー粉を入れると後が大変ということで、家族で暮らしている私は、カレー粉なし、白だしプラスでアレンジしたものを作ってみました。見た目はわかめがリアルな感じで「沼」を演出。しかし、干しシイタケの出汁が効いているのか、とりの出汁が効いているのか、やさしく後をひくお味。わかめやおくらが頑張っているのか、むね肉はほろほろに崩れ、裂けるチーズのごとし。米はとろとろのおかゆのようになって離乳食のごとくになっていましたが、わかめのとろとろ感と、おくらのねばねばが熱でとろとろに変わったのとが、もう、全て体に良さそうなオーラを放っておりました。
続けてみた!
朝はファスティングのため抜いているので、昼夜これを一周間食べました。結果
2Kg減。これはいける!と思いましたが、家族の協力を得られなかったので、職場に持っていく昼ご飯をこれにしてさらに1か月これを続けました。すると、5Kg減!で維持しています。体重計の体組成表では、たんぱく低だったのが、鶏むね肉パワーで標準になりました。皮下脂肪が多く、まだ脂肪率が高いので、昼ごはんの沼を継続しようと思っています。